千葉県産青果物紹介
野菜王国 千葉県の青果物を食卓に
豊かな自然に恵まれた千葉県は、消費者の食卓にのぼるほとんどの野菜を栽培しています。その産出額は1,896億円で全国第3位※1。中でも10品目もの青果物が全国で第1位※2の生産量を誇っています。※1 : データは農林水産省「平成30年農業産出額」
【全国で生産量1位の千葉県産青果物】※2 : 農林水産省「作物統計」から
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ねぎ
江戸時代に始まった東葛飾地域のねぎ栽培をはじめ、千葉県内には「坊主不知ねぎ」や「あじさいねぎ」「海っ子ねぎ」「足長美人」など数多くのブランドねぎがあります。
【全国の生産量】※令和2年の収穫量
1位 千葉県 56,900t 2位 埼玉県 50,600t 3位 茨城県 49,000t -
かぶ
かぶの生産量は15年以上千葉県が1位となっており、上位3件で日本全体の約半分を生産しています。ほぼ小かぶで、栽培の歴史は大正時代にさかのぼり、換金作物でした。
【全国の生産量】※令和2年の収穫量
1位 千葉県 25,300t 2位 埼玉県 16,100t 3位 青森県 6,840t -
さやいんげん
江戸時代に中国から隠元禅師が日本に持ち込んだといわれ、僧の名前が作物名になりました。持ち込まれたのは「ふじ豆」ともいわれ、関西ではこの豆を「いんげん豆」といいます。
【全国の生産量】※令和2年の収穫量
1位 千葉県 6,030t 2位 北海道 5,050t 3位 福島県 3,230t -
マッシュルーム
千葉県は全国シェア40%以上で、香取市、旭市が主産地です。上位3県で国内生産量の約97%を生産。千葉県産は1年を通じて出回っています。
【全国の生産量】※平成30年の収穫量
1位 千葉県 2,670t 2位 岡山県 2,305t 3位 山形県 1,331t -
落花生
千葉県の落花生の栽培の歴史は古く、明治9年に現在の山武市の農家で試作したのが始まりといわれています。現在、落花生の国内流通の9割は外国産、残りの約1割が千葉県産。
【全国の生産量】※令和2年の収穫量
1位 千葉県 11,000t 2位 茨城県 1,270t 3位 - - -
大根
現在の大根は青首大根が主流で、千葉県は令和2年に北海道を抜いて、生産量1位とな理ました。大根は江戸時代から庶民の代表的な食材で、幅広い食べ方があります。
【全国の生産量】※令和2年の収穫量
1位 千葉県 148,100t 2位 北海道 147,700t 3位 青森県 115,700t -
サラダ菜
レタスの一種のサラダ菜は、緑色が濃く、柔らかい食感が特徴です。バターを塗ったようなツヤがあることから、バターヘッド型レタスなどとも呼ばれています。通年で出荷。
【全国の生産量】※令和2年の収穫量
1位 千葉県 1,440t 2位 福岡県 1,100t 3位 静岡県 1,090t -
三つ葉
日本原産の香味野菜で、生産量はここ10年でほぼ同じ。上位3県に静岡県を加えた4つの県で、全国の半分以上を生産しています。ハウス水耕栽培品は通年で出荷しています。
【全国の生産量】※令和2年の収穫量
1位 千葉県 2,720t 2位 愛知県 1,910t 3位 茨城県 1,730t -
葉たまねぎ
たまねぎの玉がふくらむ前に収穫した、早取りのたまねぎで、1月から3月までの季節限定の春野菜です。甘く柔らかい葉の部分を食べます。
千葉県が日本一の生産量といわれていますが、全国各地で収穫されています。千葉県では、九十九里浜の南部の長生郡白子町と長生村が葉たまねぎのふるさととされています。 -
日本なし
日本一の梨の産地、千葉県で梨の栽培が始まったのは江戸時代のこと。火山灰土壌で水はけがよく、温暖な気候で太陽の光が梨の糖度を高くしてくれます。
【全国の生産量】※令和2年の収穫量
1位 千葉県 18,200t 2位 長野県 13,700t 3位 茨城県 13,500t