成田市場の特長

農産物の輸出手続きが、
場内でワンストップでできます。

シティ青果成田市場(株)が入る、成田市公設地方卸売市場は、輸出拠点市場を有する将来を見据えた市場として、成田空港に隣接しています。
青果棟と水産棟の間にある高機能物流棟では、日本全国から集荷された農水産物の輸出向け加工や包装、検疫や通関手続きなど、場内でワンストップででき、日本初の輸出拠点として、鮮度と付加価値の高い農産物の輸出と、世界に向けて日本の食文化も発信します。

青果棟を含め各施設は閉鎖型で、温度や衛生管理が徹底されており、成田市民の皆様をはじめ、北総エリアの皆様に、安全で安心した青果物をお届けいたします。

青果、水産、行政が一体となった輸出活動。

成田市場では、青果部、水産物部、加工・物流部門、成田市が一体となって輸出事業に取り組んでいます。
HACCP対応の高機能物流棟では、青果物や水産物の鮮度や味を維持する急速冷凍機を(有)成田ヤマニが導入、磁石と電磁波に冷風を合わせた最新の技術で生鮮物を冷凍し、輸出に備えます。

高機能物流棟の内部
生鮮物の急速冷凍機

輸出用に準備された生鮮物は、国際貨物輸送業者のNAX JAPAN(株)などが、各種証明書の取得や植物検疫、爆発物検査、通関といった輸出手続きを行います。検疫では検査官が成田市場に来ることから、ワンストップで輸出対応ができるようになりました。